アトピー完治までの回顧日記

ステロイド一切不使用。

2020/5/21 漢方薬を煎じて飲み始める

クリニックから帰宅し、さっそく漢方薬を煎じます。

漢方薬局で働いていたため、やり方もニオイも知っていました。

さらに、ダンナが昔ずっと煎じ薬を飲んでいたため、便利な「自動煎じ器」もあります。600mlの水を入れ、煎じ薬をザラザラと投入。私はここですぐにスイッチをいれず、漢方薬局にいた頃に中国の漢方医中医師)に聞いた「水ならし」という方法も取り入れました。乾燥した生薬をすぐに加熱するのではなく、30分くらい浸水しておくとより薬効が引き出せる、という方法です。以前、その方法を聞いたときに「確かにお茶やコーヒーも最初は少しのお湯で蒸らしてからいれたほうが美味しいよな」と思ったことを覚えていました。時間はかかりますが放置しておけばよいので、その方法をずっと続けています。

加熱しグツグツしだすと、なんともいえない香りがしてきますが決して嫌なニオイではありません。これもまた中国の漢方医に聞いた話ですが、本当に体質にあった漢方薬なら、他人が耐えられないニオイや味であっても、処方された人にとっては身体が求めている成分なので、香りも気にならず美味しいと思うはずだ、と言っていたことも思い出しました。そしてこのニオイにも薬効があるとのこと。期待が増します。

自動煎じ器は煎じる時間をインプットしてボタンを押して待つだけ。600mlを半分の300mlになるまで約50分煎じます。煎じ終わると「アルプス一万尺」のメロディが流れます。

写真は自動煎じ器と出来上がった漢方煎じ薬


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煎じて濾した後の生薬


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出来上がった300mlの漢方煎じ薬は1日分なため、マグカップ2つに150mlずつ茶こしでこしながら分けておきます。そのままひとつは冷蔵庫へ。

少し冷ましてから飲んでみると、苦いですがちょっと甘くて嫌な味ではありません。広がっていくアトピーを眺めながら「自然治癒力、甦れ〜」と願いつつ、15分くらいかけてゆっくり飲みます。