アトピー完治までの回顧日記

ステロイド一切不使用。

2020/5/28 アトピー汁が大噴出。竹繊維に出会う

漢方煎じ薬を飲んで1週間くらいすると、いままでただ赤く炎症になっていたアトピー患部からジワジワと汁がでてきました。とめどなくダラダラと出てくるため、水分を吸収できる保護材を貼っておかないと、動くのも億劫になります。

代謝がよくなり、自然治癒力働いてきた~」と漢方薬の効き目を実感しつつも、これからが大変だと不安も出てきます。ひどいアトピーを漢方煎じ薬で克服済みのダンナに話すと「焦らない、焦らない、焦りは禁物」「その汁を出し切らないと治らないから我慢だよ。ちょうど休業していて家にいればいいのだから、家で入院したと思えばいいじゃない」と言ってくれ、気持ちが楽になりました。

しかし、患部はどんどん広がり、スネ下だけだったのに、膝下全体がアトピーに侵食されました。真っ赤な患部に手をかざすと熱を感じるくらい燃え盛っています。脚は炎上状態でさらに暑い日にも関わらずブルブルと急に寒気が起こったり、階段を登る衝撃で脚に電気が走るような感覚があったり、いろんな症状が出現しましたが、一番大変だったのは汁がとめどなく出ることです。漢方クリニックで処方されたのは漢方薬だけだったので、ダンナが昔処方された外用薬の残りを塗ります。漢方の軟膏「紫雲膏(しうんこう)」と「中黄膏(ちゅうおうこう)」、そして抗菌剤の軟膏です。塗ったところに「滅菌パッド」という15㎝四方くらいの傷にくっつきずらいパッドを貼っておくのですが、患部が広いため、そのパッドを何枚も貼り付けないといけません。肌に固定する部分は「ホワイトテープ」という医療用テープを使うのですが、これをパッドとパッドのつなぎ目に使うともったいないため、布ガムテープを小さくちぎって使っていました。

しかし出てくる汁をパッドが吸いきれなくなると、汁が漏れ出してくるため、1日に2~3回取り替えなければなりません。これが結構ストレス。取り替えるのに30分~1時間はかかるうえに、滅菌パッドも7枚セットで確か300円くらいしたため、経済的にもストレスになります。

何かほかによい保護材はないかと必死にネット検索をしていると、有名なアンチステロイドアトピー医院で「竹ガーゼ」なるものを採用しているという記事を発見。竹には天然の抗菌効果があるため、昔から食材を包むのに使われてきました。その竹の繊維をガーゼにした商品があり、生理用布ナプキンや腕や足にそのままはめられる筒状のガーゼ、はたまたTシャツや下着、シーツや布団まで販売されていました。

「これはよさそうだ」と思い、すぐに膝下全体に巻きつけられそうな竹ガーゼの生理用布ナプキンLサイズ、巻いた上からカバーしてずれ落ちないようにできる「チュビファースト」というアトピー用の筒状伸縮性保護材、切って使える普通の竹ガーゼ、タオル、シーツ、ブラジャー、Tシャツ、パンツなどなど、身の周りのものを竹素材に切り替えました。

これが大当たり!

とめどなく足からでてくる汁も生理用の竹ナプキンが吸い取って、そのまま固まってくれるため、1日1回の交換でOK。巻いたうえからチュビファーストをはめればテープで固定する必要もなく、30分以上かかっていた処置時間がたったの1分で終わるようになりました。かゆくてひっかいても竹ナプキンの上からなので、かき壊すこともありません。一番びっくりしたのは「トビヒ」がなくなりアトピーがあまり拡がらなくなったことです。さらに、洗えば何度でも使えるため、使い捨てだった滅菌パッドのように買い足す必要もなく、金銭的ストレスからも解放されました。純石鹸を溶かしたお湯に一晩つけておくと、翌朝には汚れが浮いているので、軽くすすぎ洗いをすればきれいになりますし、洗えば洗うほど布がやわらかくなって肌触りもよくなりました。また、汁がくっついてはがすときに大変かと思いきや、上からシャワーをかけ続けると自然とはがれてくれます。

(脚に竹ナプキンを巻いたところ)

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(竹ナプキンは約55cm×35cmのただの長方形の布のため、筒状の伸縮ガーゼ「チュビファースト」を上から装着)

 

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また、これはもうすこし後の時期からになるのですが、汁が少しおさまると、「落屑(らくせつ)」と言って古い皮膚が剥がれ落ちる現象が頻発するのですが、このときも竹シーツが役立ちました。竹シーツは目が詰まった生地で表面は絹のようにツルっとしているため、フケのように細かい皮膚片がシーツに落ちても繊維の奥に入りこむことはなく、シーツに掃除機をかければきれいに皮膚片が取り除けます。

竹繊維には完治までずっと助けてもらいました。

 

【使用していた主な竹製品】

★分厚くて丈夫な「竹ナプキン」は汁が多いときにぴったり。

https://item.rakuten.co.jp/beko1/o_napkin_l/

 

★小さめの患部に切り取って使える「竹ガーゼ」

https://item.rakuten.co.jp/beko1/bgmamorinuno/

 

★汁が少なくなってきたら

「筒状 竹ガーゼ」サイズいろいろ有

https://item.rakuten.co.jp/beko1/ttgazes/

 

上記の商品を販売されているベコさんは他にもたくさんの竹布製品を扱っています。