8/5に通院したときに先生から「もしかしたらあと1回くらい噴火するかも」と言われ、「来るなら来い!!」と思っていましたが、本当に来ました大噴火。
8/28(日)の就寝中、おでこやアゴがかゆくなり、ポリポリとひっかいていました。次第にアトピー患部のある右足だけでなく、全身にもゆるいカユミを感じます。眠いので無意識にひっかいていたようで、翌朝起きて右足を見ると、落ち着いていた患部から汁が吹き出ています。さらに今までアトピーが出なかった顔にもうっすらブツブツが現れました。
先生が噴火するかもと言ってたし、と自分を落ち着かせようとしますが、今まで出たことのない顔に出てきたことで動揺します。しかし、顔にでた発疹は赤くはならず、見た目にはよくわからないし、マスク生活でしたから、人と会っても何も気づかれませんでした。
顔の発疹は、天ぷらの衣のような手触りで、ゴツゴツとして脂っぽく、まるで余分な脂が顔から一気に溢れてきたような感じでした。
その症状をみた、同じくアトピー持ちの旦那さんが「それって本当にアトピー?俺もなったことあるけど、ヘルペスかもよ?」と言われました。
確かに夏から秋には私もヘルペスが出てくることがたびたびありましたが、ヘルペスなら水泡のような出来物のはずだけど、今回のは水泡じゃないしな。。と思いつつ、ちょっと心配になってきました。
そこで、ヘルペスかどうかの診断だけしてもらおうと近所の皮膚科へ。結果、ヘルペスではなく、ひと安心しました。ちなみにこのときにアトピー患部の写真もドクターに見せると、見た目が酷いのにステロイドでなく漢方薬だけで治療していると言ったら驚かれました(笑)
顔の経過は早く、発症して3日目くらいが一番ゴツゴツとして天ぷらの衣を何層にも重ねたような皮膚になりましたが、それを過ぎると、自然に消失していき、10日もすると元の肌に戻りました。顔から飛び出てきたのは余分な脂だったのかな。。いずれにしても身体にとって必要ない毒なのでしょうね。
また、顔だけでなく、漢方はじめた2年前にひどかった耳からも汁が出てくるようになったり、腕や足、お尻などにも小さなアトピーがちょろちょろ出てきました。
そしてこれも2年前の漢方開始時と同じなのですが、今回の大噴火と同時に食欲がなくなり、1か月で4キロ減量しました。
2年前の漢方開始からの大噴火では2ヶ月半で10キロ減量し、標準体重になったら減量が止まりました。その後、アトピーがよくなってくると食欲が出てきて、じわじわと太ってきてしまい、10キロ痩せたのに、その後の2年で4キロくらい増えてしまいました。しかし、今回の大噴火で太った分の4キロを1ヶ月で強制的に減らされたような感じです。漢方は中庸=余分なものも不足もないちょうどよい状態を目指す医療だといいますが、まさにその理念を体感させられ、太るような生活習慣をしてしまったことに反省されられます。。まるで自分の生活習慣を漢方に監視され、これ以上は必要ないものを入れたらダメだよ、ってなると、噴火して身体から余分なものを排出してくれる防御機能が備わったかのようです。
また、大噴火した日から2週間くらいすると食欲不振であまり食べていないにもかかわらず下痢になり、1週間下痢が続きました。
しかし、いろいろな排出現象があるのは身体にとっていらないものを出してくれているからだと思っていましたし、当初動揺した顔の症状は10日くらいで消失したため、漢方を飲むこと以外はなにもせず、いつもどおり淡々と過ごしていました。なにより、この噴火がないと完治しないことも経験上わかっていましたし、今まで何回か大噴火を経験しましたが、一番軽い噴火でしたので、精神的には楽観的でした。
漢方は体力をあげて治癒力をアップする処方と身体にこもった熱を冷ます処方の2種類を1日おきに交互に飲んでいましたが、大噴火してからは経験上、熱冷ましの漢方だけにしたほうがよいと思い、その1種類だけを飲むようにしました。
8/26 右足甲はだいぶ落ち着いている
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8/29 噴火!
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9/1 噴火ピークかな。
顔は写真だとよくわからないが、さわると天ぷらの衣みたい(笑)
身体のあちこちに小さな噴火点も現れる
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9/7 両耳にもブツブツ現れ、汁が吹き出ています