アトピー完治までの回顧日記

ステロイド一切不使用。

2022/2/2番外編:コロナ感染

アトピーがだいぶよくなり、竹ガーゼやハイドロコロイドでの処置もあまり必要なくなってきた2022年1月31日。仕事で東北へ二泊三日の出張に行きました。

「まん防」が発令されていましたが、普段お会いできないお世話になった方々との仕事でしたので、4名で2時間半くらい酒ありの会食をしました。

それがいけなかったのかどうかはわかりませんが、会食後に少し喉に違和感を覚えます。すごく久しぶりに結構な酒量を飲んでしまったので、水分不足になったのだろうと軽く考えていましたが、翌日から軽い咳が出始めました。出張3日目に帰路につきますが、駅の階段をのぼるといつもより息があがります。だんだん気分も悪くなり、帰宅して検温すると、まさかの38°。。


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すぐに近所の発熱外来に電話しますが、「検査キットの在庫がなく検査できない」とのことで焦ります。5軒くらいのクリニックに電話しましたが全て同じ回答。。

愕然としつつ、再度検温すると39°に上昇していました。

出張で会食した方々にもすぐに報告しましたが、そのときは私以外誰も発熱していませんでした。

旦那が帰ってきたら濃厚接触者にさせてしまうので、帰宅前にホテル隔離にさせてもらえないか保健所に連絡するも全く電話がつながりません。

これはもう諦めて寝るしかないと思い、まだ仕事中の旦那にLINEで事情を報告し、帰宅してもマスク外さず、換気と消毒をしてくれとお願いしました。

翌日からは、旦那は濃厚接触者になるので在宅勤務に。私も39°の熱がありましたが、どうしても外せない仕事があったため、家でWEB会議(ひどい顔なのでカメラはOFF)や資料作成。子供の時によく高熱を出していたので意外と平気で「この高熱のフラフラした感じ、懐かしいなぁ」と、おかしな感覚になっていました。しかし、半日仕事をするとものすごい眠気に襲われ、バタンキュウ。

引き続き近所の病院にも連絡しましたが、やはりどこも検査キットがなく断られてしまいました。

検査できたのはその翌日、発熱から3日後でした。アトピーでお世話になっているいつもの漢方クリニックです。平日17時以降は発熱外来をやっていたのですが、家から徒歩圏外だったため、車で行くしかなく、自分で運転は危ないため、旦那に連れて行ってもらいました。

いつもの先生でしたので、私も安心でしたが、先生曰く「今は検査機関が混んでいて結果が出るまでに3〜5日かかるかも」とのこと。さらに「経験上、39°の高熱が出ていたなら、8割方、新型コロナでしょう」との見立てでした。しかし「発熱3日後で熱は37.5〜38°程度に下がり、軽い咳はあるが、喉の痛みはなく、食欲、睡眠も問題ない亅と伝えると、「自然と解熱したなら解熱剤は必要なく、食事と睡眠が取れている状態ならすこし様子をみましょう亅ということで投薬なしで帰宅。

そして発熱から4日後にはなんと平熱に戻りました。「あれ?こんな早く治るの?」と疑問に思いながらも、身体が楽なので洗濯や掃除をしました。しかーし、これはほんの束の間。夜になるとまた38°に。このあと朝は37°前後、夜になると38°以上に上がる、というルーティンを繰り返します。

そして、検査から3日後の朝、先生から電話。

「残念ながら陽性でした」とのこと。

予想していたので特に驚かず、熱が朝は下がるが夜に上がると伝えると「それがウイルス性の発熱の特徴です」とのこと。メディアでたくさんのコロナ特集をしているけど、この情報は始めて知りました。そして熱が下がる目安をお聞きすると「10日くらい」とのこと。結構長いなぁ、とガックリしましたが、息苦しさもなく、食事や睡眠はたっぷりとれて、問題ないと伝えると「それなら解熱剤はなくても大丈夫ですが、もし状態が悪化したらすぐに電話ください」とおっしゃり、「保健所に連絡したので、保健所からも電話があると思います」とのことでした。

その後も熱は朝下がり、夜上がるを繰り返しますが、少しずつ夜の熱が下がってきました。しかし反比例して今度は咳がひどくなります。幸いなことに睡眠中は咳は出ず、ぐっすり眠れるため、先生に相談するほどでももないか、と放置。

そして、発熱から8日目に保健所から電話。

まだ熱があると伝えると少しビックリされた様子で「改めて看護師から連絡します」と切断後、すぐにまた電話がありました。開口一番「なぜ薬を飲まないのか」と問われたため、「かかりつけの先生から息苦しさもなく、食欲も睡眠もとれているなら解熱剤は必要なく、熱が下がるまでに10日はかかると言われた」と答えると、かなり驚いた様子で「そんなことなら入院することになる」と、まるで脅すような物言い。

その看護師の言い方に腹立たしくなり、「2年近く通う信用している先生の言われたとおりにしているのに、入院と一方的におっしゃる意味がわからない」と噛みつくと、すこしひるんだ様子で「ではパルスオキシメーターを明日届けるのでその数値を教えてください。その数値によっては入院になります」とのことでした。

息苦しくもないのにパルスオキシメーターが必要なのか?と、すごく疑問に思いましたが、そこまでしてくれるのも有り難いことだと感じ「わかりました」と伝え終話。

翌朝、8時すぎにはパルスオキシメーターが届きました。この日は雪だったので「悪天候なのにすみません」とインターホン越しに伝え、玄関脇に置かれた品を保健所の方が立ち去ったのを見計らって取りに行きました。

すぐに検査すると値は99。やっぱり平気じゃないか、と思いつつ、数値で見れると安心感が増すな、と、雪にも関わらず、パルスオキシメーターを届けてくれたことに感謝。

しばらくすると保健所から電話。数値を伝えると「入院なしで大丈夫ですね」となりました。さらに「発熱から10日までは健康観察で毎日電話します」とのことで、本当に毎日電話がありました。保健所さんも忙しいだろうに有り難いことです。

その後、本当に発熱から11日目で平熱になりました。保健所からは「発熱から10日過ぎ、熱も咳もなければ外出OK」と指示。咳だけはしぶとく残っていたため、もう1週間自宅隔離にしました。その1週間で咳もだいぶよくなったため、発熱から16日後に外出。さっぱりしたかったので歩いて美容室へ。晴れていたので陽の光をたっぷり浴びたら一気に復活した気分に。やっぱり人間も動物ですね。

そして発熱から19日後に出社再開。

職場の方々から心配され、さらにたまに咳が出るため、恐縮するばかりでした。

そしてたまたまですが、ちょうどアトピーの通院日だったため、発熱から20日後に漢方クリニックへ。

先生から「大変でしたね」と言われましたが、「先生から最初に「解熱には10日くらいかかる。息苦しさなく、食欲と睡眠がとれていれば大丈夫」と聞いていたので、焦らずに過ごせました」と報告しました。

そして、アトピーはだいぶよくなったがコロナの咳だけなかなかとれない、と伝えると、いつもの処方にプラスして、咳によい生薬を追加してくれました。

その漢方を飲み始めて2週間くらいで咳もとれてきました。アトピーも左足はもう3ヶ月くらいキレイな状態を保ち、完治かな?

残りは右足のちょびっと。1年前と比べると同じ足とは思えないほどキレイになり、コロナの処置までしてもらって先生には感謝しかないです。

あと少し、アトピー完治までがんばります!

 

ちなみに、濃厚接触者になった旦那さんは、2週間くらい、ほぼずっと一緒の部屋にいましたが、ものすごい換気とマスク着用が功を奏したのか、感染しませんでした。よかった〜。