アトピー完治までの回顧日記

ステロイド一切不使用。

2020年8月 10kg減量、冷え症、ベタ汗なくなる

漢方薬を飲み始めて2ヶ月半くらいたった8月になると、体重は10kgも減量していました。体重が減ったからか、以前は仕事から帰るとぐったり疲れ、家事をするのが億劫でしたが、そのだるさもなくなり、ラクに身体が動きます。また、冷房にすこし当たるだけで痛くなるほどの冷え症だったのですが、いつのまにか解消。さらに、蒸し暑いとまとわりつくようなベタ汗をかいて不快だったのに「今年の夏はそうでもないなぁ」と思うように。どうやら汗のかき方まで改善され、ベタ汗→サラサラ汗に変化したようです。それから婦人科系も改善。生理の経血の出方が以前と変わったため、ナプキンの使用枚数が激減。以前はダラダラと自分の意思と関係なく流れていましたが、漢方後は、おしっこをするときに経血も一気に出てくるため、普段はあまりナプキンを汚すこともありません。「経血コントロール」もできるようになりました。さらにさらに、生理以外の日でもオリモノがあったため、毎日専用シートをつけていましたが、全く必要なくなりました。

先生に「余分な水分が出たから体重も減少」「水分は冷えやすい。排出されたから冷え症も改善された」と言われました。

以前、乳がん検診で引っかかったことがあり、精密検査を受けたときに「ガンではないが、胸に点々と水たまりができている。池のようになって水分が停滞している」とドクターに言われたことを思い出しました。さらに42歳のときに卵巣嚢腫になり、通常の5倍くらいに肥大した左の卵巣を切除したのですが、そのときも卵巣に水分がたまっていた、とドクターに言われたことを思い出しました。

昔から酒好きで、ひと晩に日本酒一升を飲むこともありました。お酒を飲むと食欲も出るため好きなものを好きなだけ食べていました。身体が処理できる量以上のものを飲食していたため、それを全身に溜め込んでいたのだなぁ、と反省。

漢方薬を飲んでからは不思議と酒欲も食欲も全くわかず、何の意識もせずにスルスルと体重が減り、結局、漢方薬を飲んで2ヶ月半で10kg、身長162cm67キロから標準体重である57キロへ減少。その後はそれ以上の減量もリバウンドもありません。

漢方薬は過剰ならそれを排除し、不足していたら補う。ちょうどいい中庸の状態になるよう調整する」と以前勤めていた漢方薬局にいた中国の漢方専用医が言っていたのを思い出しました。公表されている標準体重が「中庸」の数字で、研究して決めた人はスゴイなぁと感心しました。

そしてアトピーについても、川の淀みと一緒で、流れていない水はどんどん濁って汚染される。処理しきれずに逃げ場のなくなった汚染水が皮膚から吹き出してきたのがアトピーなんだなぁ。。と、自分の身体に謝罪したくなりました。

そう考えると、濁った余分な水分がベタ汗となり、生理の大量経血であり、オリモノであり、身体は排出しようと頑張ってくれていたのに、それを無視し続けて酒を飲み続けたバカな自分にやっと気づきました。

アトピーは私にとっては生活習慣病漢方薬がそのことに気づかせてくれました。