アトピー完治までの回顧日記

ステロイド一切不使用。

2020年7月 漢方開始1ヶ月半~2ヶ月半。汁期→カサブタ期

通院4回目。相変わらず患部は大やけどしたような見た目でしたが、以前より汁が出なくなり、真っ赤だった色が少しくすんだ赤茶色に変化。表面は所々うすい膜のようなカサブタに覆われ、一部分のカサブタがはがれていました。

(写真は2020/7/3の様子)

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いつものように先生に症状を伝え、四診をしてもらうと「まだ熱がこもっていますから、熱を冷ます効果のある生薬を増やしましょう」とのこと。前回の処方は8種類1日量29.5gで、熱を冷ます生薬はそのうち1種類8gでしたが、一気に倍の16gに増量。1種類の生薬も除外され、8種類29.5gから7種類34.5gに変更されました。

先生によるとこの熱を冷ます生薬は相性を見極めるのが難しいらしく、合わない人が飲むと「冷えすぎて胃腸障害を起こす」とのこと。私は1か月飲み続けましたが「冷えるどころか、夏場は冷房で節々が冷えて痛くなっていたのに、今年はそれがあまりない」と伝えると「じゃあ、うまくいっていますね。余分な水分が体内に多いと、その水分が冷やされて冷え症になる。水分が排出されてきて冷えずらくなったのでしょう。漢方は全体を整えるからアトピー以外も改善されていきますよ」と言われました。確かにアトピーは相変わらず激しい症状でしたが、肥満解消、冷え症緩和、それから、生理が軽くなったことや、汗のかきかたがベタベタ→サラサラに変わり、暑い日も不快度が軽減されたことを実感していました。うれしい変化がジワジワと着実に起きていました。

しかし、アトピー症状は激しいため2週間後にまた来てくださいとのこと。アトピーは相変わらずまだ全身を覆っていましたが、拡大基調から停滞基調に変わっていました。常時汁が出るわけではなく、薄い膜のようだったカサブタ部分から、茶色くゴツゴツと岩のように固くなったところがでてきました。f:id:FREUDE:20210803145534j:image

そんななか7/16に5回目の通院。

上記の症状を伝え、同じく「四診」をしてもらうと、「まだ熱がこもっていますね」とのこと。前回、熱をさます生薬を増やしたばかりですが「漢方を飲んで胃もたれはありますか?なければ熱さましの生薬をもっと増やしましょう」とのことで、前回16gだった熱さまし生薬が、一気に45gにまで増量。前回7種類34.5gだった生薬構成が、今回は5種類59.5gに変更されました。先生曰く「生薬の種類を絞ると鋭い効き目になる。とにかく激しい症状を落ち着かせたほうがいい」とのことで、また2週間後に診察予約。

汁があまりでなくなり、黒っぽくカサブタになる部分が増えてきました。それと同時に真っ赤だった部分も、所々薄いピンク色に変わってきました。左足の甲に目玉のようにできていた黒い分厚いカサブタも7/23に突然ポロッととれました。

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カサブタがとれたところはまだ通常の肌色ではなく赤いですが、それまでの鮮やかな赤ではなく、赤黒くなっていたため、すこし炎症が落ち着いた証拠かな、とちょっとうれしくなりました。そんな状態でどんどんカサブタになって皮膚は岩のように固くなっていきましたが、汁があまりでなくなったことで保護材に使っていた分厚い竹ナプキンからより薄い筒状の竹ガーゼに変更しました。すごく薄いガーゼですが、汁があまりでないので問題なく、通気性もよいので涼しく快適になりました。

その後7/30に6回目の通院。カサブタが増えて汁が少なくなってきたと伝えると「うまくいっているようなのでこのままの処方で行きましょう。また2週間後に来てください」とのこと。先生に言われたとおり、同じ処方を1日朝晩、食前に飲み続けました。

(以下は7/29の写真。ゴツゴツしたカサブタだらけ)


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