5月下旬にスネ下に手のひら大まで拡大したアトピーを見て漢方煎じ薬を開始。すぐに汁が出始め、アトピーは膝下全体に拡大。真っ赤な患部から汁はとめどなく出て、耳、背中、胸、腕、下腹部、太もも、と、全身に拡がりました。6月はとにかく症状が拡大して汁が吹き出るのが大変でしたが、風呂の入り方を変え、漢方の軟膏をやめて何も塗らないようになると、汁があまり出なくなり、カサブタ化してきました。7月に入ると、カサブタ化がどんどん進み、薄い茶色のカサブタがどんどん分厚くなって黒茶色の岩のようなゴツゴツとしたカサブタに成長していきました。8月に入ると、その岩のような黒茶色のカサブタが浮いてきて、自然と剥がれ落ちていきました。剥がれたところはツルリとしていて、色は赤黒色→ピンク色→肌色と、健康な色に落ち着いていきました。
経過をまとめると、「真っ赤なやけどのような状態」→「汁がとめどなくあふれる」→「薄い茶色のカサブタ亅→「岩のように固くなった黒茶色のカサブタ亅→「カサブタが浮いてきて剥がれる亅→「ツルリとしたピンク色の肌亅→「肌色亅と変化していきました。
先日、2013年からの海底噴火で、新たな陸地を誕生させ続けている「西之島亅の特集をテレビで視たとき、その様子が私のアトピーの治癒経過にそっくりだなぁ、と思いました。
「火山噴火=真っ赤な炎症やブツブツ」→「ドロドロの溶岩や水蒸気が吹き出す=汁がとめどなく出る」→「溶岩が冷されて固まる=薄い茶色のカサブタ」→「岩石化する=カサブタが蓄積されて黒茶色のゴツゴツした塊」→「生物が現れ、長い年月をかけて豊かな土地に生まれ変わる=カサブタが剥がれて新しい皮膚出現」ということです。
漢方薬の力で自分の治癒力を働かせると、自然現象と同じ経過をたどり、人間も自然の一部だなぁ、と、忘れがちなこの当たり前のことを思い起こしました。
まだササクレだって乾燥状態でしたが、健康な肌色に戻りつつあったため、このままま漢方薬を続ければ必ず完治する、と確信し、修行もあと少しで終わるかも、と、とてもうれしくなりました。
火山噴火(2020/5/20)
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水蒸気爆発&溶岩流出で範囲拡大
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溶岩が冷されて固まりはじめる
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冷された溶岩が何度も崩れる
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溶岩が幾重にも冷されて岩石化する
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時間とともに岩石が砕け、滑らかな土壌になる
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2020/9/28の状態